四国計測工業では、30年以上前からマイクロ波を利用した装置の開発に取り組んでおり、企業や大学研究室向けに製品開発を行ってきました。
長年培ったその技術を別の分野に応用できないか模索する中、マイクロ波を利用することで、当時巷で話題になり始めていた「熟成肉」を作れるのではないかと思いついたのが製品開発の始まりでした。2017年に開発に着手し、食材に均一にマイクロ波をあてて熟成を促進させることや、食材が腐敗しないように適切に食品表面の温度をコントロールするための試行錯誤を繰り返し、約3年かけて「Umamié」の前身となる「Aging Booster」を開発しました。