Umamiéとは
Umamiéとは
食材のタイムマシンUmamié
今までにない革新的な厨房機器「Umamié(ウマミエ)」の誕生です。
“食材のうま味を増やすには時間を必要とし、その過程で鮮度が失われる”という当たり前に変革をもたらす「Umamié」は、当社独自の技術により、食材のうま味を短時間で増進させ、不要な水分を表面だけでなく内部からも抜くことが可能となり「鮮度の維持」と「じっくり寝かせたうま味」の共存を実現しています。
様々な食材に変化をもたらす可能性を秘めたうまみ増進機「Umamié」をご活用ください。
Umamié装置

特 長

1うま味増進

食材表面を冷却しながら、内部はマイクロ波で加熱します。それにより熟成を促進させ、うま味の増進を加速させます。肉や魚だけでなく野菜や乳製品など、幅広い食材の可能性を高めます。
※うま味の増進:肉や魚の場合、食材が持つ酵素がたんぱく質をアミノ酸に分解することで、うま味が増進される状態を表現しています。
【特長】うま味増進

2 水分量の調整

表面と内部の温度勾配で圧力差が発生することにより、食材に含まれる不要な水分を抜くことができます。紙やシートを使った従来法に比べ、余分な水分が表面だけでなく、食材内部から抜けることが特徴です。
【特長】水分量の調整

3 短時間処理

食材のうま味増進や水分量の調整を従来法に比べて短時間で行うことが可能に。牛塊肉の熟成が3~7日程度、魚は数時間で凝縮されたうま味を引き出すことができます。短時間処理が可能になったことで食材の鮮度が保てることも大きなメリットの一つです。
【特長】短時間処理

原 理

短時間で「うま味」が増えるわけ
短時間で「うま味」が増えるわけ
食材の鮮度をキープしたまま、短時間で食材のおいしさを引き出す独自のうまみ増進法を確立しました。
最大のポイントは、マイクロ波により食材内部を温めながら、冷却機能により表面を冷やすことにあります。
短時間で「うま味」が増えるわけ
食材の内部温度を上げることで酵素等が活性化し、タンパク質等のうま味の素となる成分を分解すると同時に自由水除去を促進します。食材表面は雑菌の繁殖や腐敗リスクを下げるため低温で制御しています。

使い方

1  食材を入れます
熟成庫に食材を入れて、食材の中心部に熟成温度センサーを刺します。
手順1:食材を入れる
2  熟成条件を設定します
熟成条件として、最適な熟成温度、熟成庫温度、風量、熟成時間を設定します。
手順2:熟成条件を設定する
3  熟成を開始させます
開始ボタンを押して、熟成を開始させます。
手順3:熟成を開始する
 
 
 
 
設定項目は主に4つ
食材の種類や分量等に応じて、熟成温度、庫内温度、時間、風量を設定します。
熟成温度
マイクロ波の力で食材内部を温める温度の設定
庫内温度
食材表面を冷やすための庫内温度の設定
時間
うま味の増進、水分除去を行う時間の設定
風量
水分除去や冷却を効率よく行うための風量の設定
標準レシピをプリセット
一般的な食材の熟成条件設定を標準レシピとしてプリセットしていますので簡単に使い始めることができます。
また、ユーザーレシピとして独自の条件設定を保存することが可能です。
標準レシピ
標準レシピ
ユーザーレシピ
ユーザーレシピ

仕 様

品名/型式うまみ増進機 Umamié WMW-149DP
電源AC100V 50/60Hz
最大定格電力600W
マイクロ波出力50W未満
操作部4.3インチタッチパネル
熟成庫内温度-5~10℃
保管庫内温度0~10℃
熟成温度0~25℃
熟成庫 風量弱/中/強
冷媒種類/封入量R-404A/230g
熟成庫内寸法/内容積W450×D450×H475(mm)/96L(突起部を含まず)
保管庫内寸法/内容積W450×D450×H450(mm)/91L(突起部を含まず)
外形寸法W610×D650×H1600(mm)(突起部を含まず)
表面仕上げステンレス
重量135kg
設置環境温度/湿度 5~30℃/70%RH以下(結露がないこと)
仕様
 
製造元
会社名 四国計測工業株式会社
URL https://www.yonkei.co.jp/
所在地 〒764-8502 香川県仲多度郡多度津町南鴨200番地1
代表取締役 寺井 昇二
従業員数 799名(2024年3月現在)
創業 1951年(昭和26年)12月
資本金 480百万円
売上高 18,425百万円(2023年度実績)
四国計測工業株式会社